クリフトンストレングス®などで自己理解を深める中で、
「自分の強み、ちょっと偏ってるかも…」
と感じたことはありませんか?
- 戦略的思考に偏っていて、実行力がない
- 人間関係系ばかりで、自己主張が苦手
- 「調和性」「共感性」「適応性」ばかりで、リーダーらしくない
そんなとき、私たちはつい「バランスの取れた人にならなきゃ」と思いがちです。
でも実は、“偏り”こそがあなたの強みであり、個性なのです。
偏り=弱み、ではない
まず知っておきたいのは、強みの“偏り”は決して「ダメなこと」ではないということ。
たとえば「慎重さ」や「回復志向」が上位にある人は、リスクを先回りして対処するのが得意。
でも一方で、「大胆な挑戦が苦手」と感じるかもしれません。
これは、視点を変えれば「物事を安定的に進められる人」とも言えます。
バランスを求めることが悪いわけではありませんが、
「平均的でまんべんなく」よりも、
「極端だけど尖っている」ほうが、価値を発揮しやすい場面も多いのです。
4つの領域は参考程度に
クリフトンストレングス®の資質は4つのカテゴリ(人間関係構築力、実行力、戦略的思考力、影響力)に分けられていますが、資質順位の上位に実行力に分類される資質がないからと言って、全く実行できないかというとそうではありません。
それぞれの資質はもっとも貢献度の高い領域に分類されていますが、各資質の中にも4つの領域すべてがちゃんと含まれています。
例えば、『協調性』資質の場合、意見の相違を避けて妥協点を探るのが得意だったりするため人間関係構築力への貢献が高くその領域に分類されていますが、妥協点を探って調整するためには戦略的思考力が必要ですし、それを実際に実行する実行力、それを皆に伝えて動かす影響力も必要です。
このように資質の中にも4つの領域はグラデーションのように含まれています。その点も理解しておくと、偏っているというのは自分の強みが表れているという見方がしやすいかと思います。
チームで補い合えばいい
「強みが偏っている」という感覚は、自分ひとりですべてを担おうとする時に強く感じるものです。
でも、組織やチームの中では、一人ひとりが同じようにバランスを取る必要はありません。
- 先を読むのが得意な人
- 実行に強い人
- 調整や関係づくりが得意な人
こうした多様な資質が合わさるからこそ、強いチームが生まれます。
あなたの「偏り」は、誰かの「弱み」を補う力になる。
逆に、あなたの苦手なところは、誰かが得意でいてくれる。
強みの偏りは、“分担し合う”前提があってこそ活きるものなのです。
偏りがあるからこそ「らしさ」が生まれる
たとえば、あなたが「最上志向」を強く持っているとしましょう。
いつも「もっと良くできる方法はないか」を考えていて、
現状に満足できない。
ときには、「細かい」とか「厳しい」と言われることもあるかもしれません。
でもそれがあるからこそ、周囲に高いクオリティの仕事を提供できる。
あなたの「らしさ」は、その“偏り”から生まれています。
個性とは、何かが欠けていることではなく、何かが特化していること。
その視点を持つだけで、自己理解が大きく進みます。
どう活かすかを考えてみよう
偏った強みを活かすには、以下の視点がヒントになります。
- どういう場面で、その強みが一番活きるか?
- どんな人と組むと、自分の力を最大化できるか?
- 自分の偏りが、チームや社会にどんな価値をもたらすか?
たとえば、実行力に偏った資質を持つ人なら、「考えすぎて動けない人」と組むことで、
相互補完の関係が生まれます。
偏りを“矯正”しようとするのではなく、
“活かし方”に視点を変えることで、可能性は広がっていくのです。
おわりに:その偏りは、誰かの希望かもしれない
「強みが偏っている」と感じるあなたへ。
その偏りは、あなたにしかない「価値のタネ」です。
自分では欠点に思えても、誰かにとっては救いになる。
あなたが自分の強みを受け入れたとき、その力は本当に輝き始めます。


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