強み診断を受けたけど、どう活かしたらいいの?

「クリフトンストレングス®を受けてみたけれど、診断結果をどう使えばいいかわからない」
「“資質”って言われても、実感が湧かない…」
そんな声を耳にすることは少なくありません。

強み診断は、自分の資質や傾向を知る有効な手段です。
けれど、「知ること」と「活かすこと」には大きなギャップがあります。
今回は、そのギャップをどう乗り越えていくかについて考えてみましょう。

目次

「資質を知る」ことがゴールじゃない

強み診断を受けると、次のような結果が得られます。

  • 自分の出やすい資質順位(Top5もしくは全34)
  • その資質の特徴

これらは、自分を客観的に捉えるうえでとても役に立つ情報です。
ですが、ここで立ち止まってしまうと、得られたのは“理解”だけ。

この状態では占いのように当たっている、当たっていないというような見方で終わってしまいます。
本当に重要なのは、そこから**「自分はどうしたいのか」「どう使っていくのか」**という問いに進んでいくことです。

「資質」は自分の“癖”でもある

診断結果にある「資質」は、言いかえれば“自分の思考・感情・行動のパターン”です。一般的に癖と言われることもあります。
たとえば:

  • 「最上志向」の人は、より良くすることにこだわります
  • 「共感性」の人は、相手の感情を敏感に察知します
  • 「内省」の人は、自分の中でじっくり考える時間を大切にします

これらは一見「いいこと」に思えるかもしれませんが、使い方によっては自分を疲れさせたり、周囲とすれ違いを生んだりすることもあります。

その資質が出やすいということは、良くも悪くも出るということです。

資質は万能ではない。だけど、扱い方次第で力になる。
その前提に立つことが大切です。

活かすには「育てること」が必要

資質は、順位が高いものが常に出ているわけではありません。
状況やタイミングで、出かたは人それぞれです。

たとえば:

  • 「戦略性」が高い人は、常に複数の選択肢を考えて最適解に見つけているかというと、そういう人もいる場合がありますし、追い詰められた時や時間に余裕があるとき、など人によって出てくるタイミングは異なります。
  • 「調和性」が高い人は、常に対立を避けて周囲と協調する場合もありますし、争いが起きた時に発揮する人、会議の場だけ発揮する人など、さまざまです。

だからこそ、「自分の資質はどんな出かたをしているか」ということを、過去の経験やエピソードとともに認知する、自分の資質との対話が大切です。

活かし方を見つけるためのステップ

では、診断を受けたあとに何をしていけばいいのでしょうか?
以下のステップを参考にしてみてください。

1. 自分の資質を“日常の行動”にひもづけてみる

たとえば、「親密性」の強みがある人なら:

  • 自分が信頼している人とは深く関わりたいと感じている
  • 表面的な付き合いよりも、長期的な関係を重視している

日々の中で、その資質がどんなときに発揮されているかを探してみましょう。

2. 資質の“裏側”にも目を向ける

資質は、状況によっては“弱み”にもなります。

  • 「責任感」が強い人は、何でも自分で抱え込みがち
  • 「回復志向」が強い人は、欠けている部分ばかりに目が行く傾向がある

自分の資質が、どんな場面でうまく機能しないのかも見つけていくと、調整しやすくなります。

3. コーチングなどで対話する

自分の資質をどう使っていくかは、一人で考えるよりも、対話を通して気づきが深まることが多いです。

「どうしたらこの資質を活かせるのか?」
「この資質は、自分にとってどんな意味があるのか?」

そんな問いをコーチや信頼できる相手と話すことで、
言語化が進み、行動にもつながっていきます。

「強み」は、育てていくもの

診断で出た結果は、“今のあなたの傾向”を示したものに過ぎません。
使い方によって、強みにもなれば、弱みになることもあります。

つまり、「資質」は固定されたものではなく、
育て、磨き、活かしていくプロセスの中にあるということです。

活かし方に正解はありません。
あなたが「こう使いたい」と思える形で、自分の資質と付き合っていきましょう。

おわりに

「強み診断を受けたけど、その先がわからない」
そんなふうに感じたら、それは**「知る」から「使う」へのステップに立っている**というサインです。

資質は、行動してこそ生きてきます。
そして、その活かし方はあなた自身が選び取っていけるものです。

診断結果を“棚にしまっておく”のではなく、
日常の中に少しずつ取り入れてみてください。
あなたの資質が、意外なところで力になる瞬間がきっと訪れます。

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